先月から平和絵本を読んだり、平和の歌を歌ったりしながら、平和についてみんなで話したり考えたりしてきた年長組の子どもたちです。
今日は、平和学習のため平和公園に行きました。
資料館の横を通り、慰霊碑に向かう途中に「あっ原爆ドーム」と、遠くに見える原爆ドームを見ながら歩き、
慰霊碑の前に並び、静かに目を閉じて「戦争がなくなって、みんなが平和に過ごせますように・・・」と願いながら黙とうをしました。
その後、『おりづるの旅』の絵本に出てくる佐々木貞子さんの原爆の子の像へ向かいました。
近づいてくると「さだこさんの!見えた!!」
折り鶴を持っているさだこさんの像を見上げながら近くまで行き、
石碑に書いてある言葉を読みながら、真剣にお話を聞いた後、
お当番さんが鐘を鳴らし、みんなで黙とうをしました。
そして、みんなで平和を願いながら折った折り鶴を奉納しました。
「みんなで頑張って折ったよね」「こんなに小さいのもある!!」
「(英語のメッセージが書いてあるのを見て)アメリカからも?!」
自分たちで折った折り鶴の他にもたくさんの折り鶴があるのを見て驚き、たくさんの人が平和を願っていることを知った子どもたちです。
最後に、原爆ドームに向かいます。
途中大きな川があり、爆弾が落ち大やけどをしたたくさんの人達が、水を求めて入った川というお話を聞きました。
そして、目の前で原爆ドームを見た子どもたちは、「片っぽがすごく壊れてる」
「窓がない・・・」「レンガもないところがあるね」など、お友だちと話す姿が見られました。
元の建物の写真と見比べ、「丸いところが全然違う。無くなってる・・・」「学校みたいなのだったんだね」
「周りにも石が落ちてる」「中の物がなにもなかった」と、実際に見て気付いたこと、感じたことを伝えあい、平和についてまた考えた1日となりました。
8月6日の原爆の日に、またご家族で平和について考えてみていただけたらと思います。