今日、炊き出し訓練をしました。
地震避難訓練後、安全が確認されたホールへ全園児が移動しました。
「大きな地震が来て、電気、水道、ガスが使えなくなった時、
どうやって過ごすかをやってみようと思います。
と訓練のお話を聞きました。
みんなで『南海トラフ地震が起こったら』の紙芝居を見ました。
「もし、今ここで地震が起きたらどこに逃げる?」
と子どもたちに聞くと、いつもの避難口を指さしたので
「大きく揺れていたら逃げられないよね」
と話をしていると
「鞄で頭を隠して小さくなる!」
伝えてくれた子どもの機転に驚き、『そうだね!!』
とみんなで考えることができました!
その後、非常食を食べてみました。
もし、これだけしか食べられなかったら…と
子どもたちは大事に食べていました。
その間、職員はカセットコンロに鍋を置いて米を炊きました。
次は、水道が使えなかった時の為に備蓄水を用いて手洗いをしました。
「幼稚園に用意している水がこのくらいだけど、一人がこんなに使ったらどうかな?」
「お水は大事だからこうやって使うよ」と
ペットボトルに穴をあけ、少量ずつ無駄なく使うことを
伝えました。
子どもたちも備蓄水で手洗いしてみました。
ペットボトルから少ししか水が出ないので、いつも以上にきれいに
手を洗っているようでした。
避難場所で食べることを考え、テーブル、椅子を使用せず食べました。
ご飯も炊け、カレーの準備ができました。
使い捨て食器を用いてレトルトカレーを食べました。
普段のお家で食べるカレーとはまた違った味だったのではないかと
思いますが、子どもたちは戸惑うことなく食べることができました。
災害はいつ、どこで起こるか分かりません。
訓練を通し、非常食に慣れ、普段とは違う環境や食器を体験しました。
今後の避難訓練でも自分の生命を守るためにはどうすればいいいか考えたり、
身につけたりしながら、子どもも職員も落ち着いて行動できるように
続けていきたいと思います。